仮面ライダーと、母の、ことば。
朝、ごはんの支度をしているときにテレビをつけたら、「仮面ライダー」がやっていた。
ここ何年か、仮面ライダーがやっているというのは知っていた。1年ちょっと前には職場の同僚に映画を付き合わされたりもしたし…。同僚のお目当ては、映画に出てくる仮面ライダーを演じてた\"イケメン\"俳優だったケド。確かにかっこよかったけど、こどもたちにかこまれてなにが悪い敵なのかもわからずに観る映画は、かなり居心地が悪かった。そんな私も、若手の演技派俳優のひとり、オダギリジョー観たさに仮面ライダーのDVD借りたりしてるので、あまり人のことは言えないか…。
そんなことをつらつらと思い出しながらテレビを観た。やっぱり、よくわからない…。そもそもでている役者の顔がみんなおなじに見える…。うーん、これって年取った証拠かなー、ジャニーズもSMAPとTOKIOとKINKI以外みんなおなじに見えるしなー。ヤバイかな。(=_=;)
画面上では主役の男の子が悩んでいた。どうも、仲間に裏切られたらしい。「俺は裏切られるために戦ってきたのか。何のために戦ってきたのか、わからない」。すると、そばで話を聞いていた仲間が励ました。
「うーん、でも俺は、100回人をだますやつより、だまされる人のほうが好きだな。」
おはしを持つ手が思わずとまった。母のことばと一緒だ、これ。
私の母はあまり世の中に出たことがなく、結婚して以来ずーっと専業主婦。そして結婚前も家事手伝いぐらいしかしてこなかった。いわゆるお嬢様育ちの人。
そんな母に似たのか、私も小さいころからどこか抜けていた。そしてまわりの子たちとペースが合わずにいじめられることがあった。いじめられっこ、というほどじゃなかったけど、からかわれてだまされたり。
そんな私が家で泣いていると、母は私に理由を尋ねたあとよくこう言った。「いい、いつまでも泣いちゃだめだし、ましてしかえししたりしちゃだめよ。まっすぐ歩き続ければ、必ずいいことがあるから。世の中いろんなひとがいるけれど、100回人をだますひとより、だまされる人になりなさい。」、と。そうして私が泣くのをやめると、「約束のゆびきり」をした。
その母とおなじことば。よくある話で、誰でも思いつくことではあるけど、ちょっと心に響いた。そして考えた。今の私は誰もだましてないだろうか、自分自身も含めて?まっすぐ、歩いているかな?
食器をかたづけたあと、イタリア語の勉強をして一日を過ごした。イタリアに行く、という夢を、そんな自分自身を裏切らないようにするために。
「仮面ライダー」って、やっぱり正義の味方だ。
p.s.
今日やってたのは「仮面ライダーブレイド」というらしいですね…。保育園で保母やってる友人から教えられました。\"改造人間\"じゃないみたい。そのほかにもいろいろ教えられたけど、「やっぱよくわからない」と言ったら、とにかく黒っぽいのに変身するイケメンがいるから来週も見なさいと脅されました…。私が「マンハッタンラブストーリー」のファンに引きずりこんだことへの仕返し!?
コメント(0)| Track back(0) | 2004-02-01 22:28:29
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